テーマ:物語

鬼ごろし

これまた小学生の時の話。 五年生の時修学旅行に奈良、京都に行った。 平安神宮・二条城・銀閣・金閣、そして奈良は春日大社・東大寺・法隆寺・・・。 汽車(まだ蒸気機関車だった)の車内でふざけている写真。 鴨川の河原の真ん中で何か取ってもろ手を上げている写真。 二条城の前、集合写真の一番前でなぜか首振りのサルの土産をこれぞと…
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午後のうたた寝の中で

某月某日 一日中霧のような雨。 でなければ、街中にでも出かけて店をひやかして来ようと思ったが、結局ぐうたら家で何をするでもなく小学校のアルバムとかを漫然と眺めていたら知らないうちにウトウトと眠ってしまったらしい。 「xx!(私の名前)おみゃあ、斎藤雅子(仮名・小学校の同級生)が好きなんじゃあないんか。」と親友の花山俊夫(同じく仮…
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我が城下町

昭和2x年、戦後に私が生を受けた場所は、古くからの城下町である。 生家は城の天守閣から2キロほど北に行った、かって外堀であった小運河を300メートルばかり離れた場所に父が初めて建てたものである。 地名に「庄」の字が付くことから、お城の周辺に居住する武士階級の外側の農民耕作地域であったと思われる。 私が生まれた当時はまだ宅地化の…
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仕事の醍醐味 (8)

日本では、3LDKのマンションが東京郊外ですら6千万円、深夜タクシー2万円平気と言った「バブル」の最中、 シンガポールでの仕事と生活にその悪影響はなかったように思います。 唯一今にして思えば、やたら周辺国に日本資本によるゴルフ場が開発されていたくらい。 私の係わっていた仕事の一端を紹介すると、 商社の基本的な金融機能のひとつとし…
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仕事の醍醐味 (7)

人の運命なんて分からないものです。 「たら、れば、」を言っても意味がありません。 自分で生きる道を決めることもあれば、自分以外のもの・人が自分の生きる道を左右することもあり・・・。 1987年シンガポールに行かずメルボルンに行っていたら違う人生があった訳で・・・。 ともかく、シンガポール駐在となりました。 恥ずかしながら、…
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仕事の醍醐味 (6)

1985年から2年間初めて東京で仕事をすることになりましたが、世はバブル前夜。 私が東京を去るまでその予兆すらありませんでした。 幸い、関西に持ち家があった為、関東での不動産価格に対しても関心はなく、もしかしたら既に高騰の気配はあったのかも知れませんが。 やっていた仕事は、貿易に係る法令解釈と運用。そして当局との許認可折衝が主…
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仕事の醍醐味 (5)

1985年3月27日。東京デビュー。 これは、受け入れ側にとって衝撃的なものとなりました。 その訳を話さなくてはなりません。 その年の1月31日はとても寒い日でした。 私は隣県の奈良に家を持っており、そこから大阪の淀屋橋まで通勤しておりました。 その夜、酒を飲んでの帰宅。 最寄り駅に着きますと、雪。 私の家はそこから二…
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仕事の醍醐味 (4)

1985年3月。  32歳 妻一人子供二人。ペットなし。持家有り。借金多々。海外経験なし。 平凡且つ当時ごく普通のサラリーマン。 週に一、二度はマージャンをし、一杯飲みながらカラオケを歌い、たまにディスコ(今のクラブ)で踊り、 月に一度はゴルフをし・・・。 それでも仕事は半端じゃなくこなし、喧々諤々の議論をしながら会社のあり方・…
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仕事の醍醐味 (3)

財務関係の仕事を6年もやると、さて商社本業の営業へ行くかという気持ちも入社の時ほど単純でもなく、 どこが面白いか、どこが将来性があるかといった知恵も付き、また自分の適性も見え始めで、あまり財務から外れることを考えなくなっておりました。 そうした時、「資金課」への異動の話があり、1も2もなく受けたのでした。 この「資金課」というとこ…
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心に残る言葉

さりげない会話、さりげない読み物の中に、一瞬自分の腑に落ちると言いますか、合点がいくという言葉があるもので。 それは他の人には何の感動も印象も与えないようなものの多々あります。 そこで、そのいくつか。(いいことも悪いこともありますが。) 悪い例を二つ。どちらも受験の前の出来事。 小学校六年生の時。元来落ち着きのなかっ…
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そこまでせんでも(;一_一)

かれこれ6~7年通ってますかねえ。毎月一回は必ず。 好きで通ってる訳ではありませんが、こればかりは生理現象ですから。 でも、これがどこでもいいと言う訳には参りませんで。 長年、いろいろな所に行くのですが、これといった所がありませんで。 やっと今のところが気に入って、もうそこ以外は「嫌だ!」となっているのです。 「何の話やね…
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仕事の醍醐味 (2)

「総合商社」 私が入社した当時、従業員は4-5千人・取扱高6兆円(だったように記憶します。) 当時はまだ、すべてが人手で処理されていた時代。 すべてが紙で処理されていた時代。 たとえば電信。 海外とのやり取りは、まずテレックス用紙なるものに手書きで書きこんで 電信室なるところへ持ち込んで出電するという・・・。 その原稿も、…
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商事会社と商社

これから書くことは、とても退屈な内容です。お暇なら見てください。 もちろん、一般的に表題の二つは同じものを指しています。どの辞書を引いても。 しかし、ここでお話しする「商社」とは、世界の中で日本しか存在しない機能組織としての企業形態です。 日本は、戦後壊滅的な破壊の中から驚異的復興を遂げましたが、その一翼(というか、そ…
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残心と丹田

「心残り」でも「屯田兵」でもありません。 どちらも武道用語です。 剣道でも言いますが、ここでお話しするのは弓道での「残心」と「丹田」。 私は、大学で四年間日置流の弓道をやっていました。 と言っても、技量的には全くのへたくそのままで、試合に役立つ部員ではありませんでした。 グループ活動としてのスポーツとして弓道をしていたので…
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仕事の醍醐味

英語で言うところのビジネスマン(日本語でいうところのサラリーマン)という職業ほど多種多様な仕事はありません。 「お父さん、会社へ行って何してるの?」と子供に聞かれて、スッと答えられる人は余りいないでしょう。 斯く言う私も例外ではありません。 職人さん(それが何であれ)・漁師・農業、すべて答えやすく分かりやすいお仕事です…
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小牧物語ーその4

さて、その日は突然やって来ました。 と、本題に入る前に、記録すべき出来事についてまずお話します。 2000年9月、中部地方に記録的な豪雨が襲ってきました。 私は小牧の会社で、数十項目に及ぶ従業員からの質問状にどう回答しようかと頭を悩ませ、夕刻を迎えようとしていました。従って外の気候も、「結構降ってるなあ」程度の関心しかなかった…
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小牧物語ーその3

間があくと尻切れトンボになりそうなので、一気に話してしまいましょう。 小牧でなんともとんでもない毎日を過ごすようになって、まだ数カ月です。 同時並行で、様々な問題が進行しつつも、個人的には崖っぷちに立って居る訳でもなく、週末には近所を散策したり名古屋に足を延ばしたりしていました。 この小牧という場所は、かの「小牧・長久手の戦い…
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小牧物語-その2

前回書いたような、とんでもない問題を抱えた会社の面倒を自ら引き受けて私の新たな仕事がスタートしました。 この会社は、洗濯機のドラムの軸受けを射出成型で作る特殊な技術を唯一の価値として各電機メーカーに製品を供給していました。 会社は、若い社長とその母親、血のつながった親族が工場と事務所を切り盛りするという家内工業に近い組織で、…
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小牧物語

平凡でささやかな人生の中にも、余り出くわさない珍しい経験というものは誰にもあるものです。 私の長いような短いようなビジネスマンとしての経験の中でもこれから語ることはやはり書き記しておくべき出来事だろうと思い、ここにその一部始終の顛末を述べようと思います。 (まだ、そのビジネスマンの生活が終わったわけではありませんが。) 時…
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ポレンジャー号

と言っても、「何、それ?」ってなもんですが。 1975年私が社会に出て大阪で働き始めた時あたり、総合商社の安宅産業が倒産しました。総合商社で働き始めた私にとってそれは衝撃的で且つ、劇的な出来事でした。 倒産の原因がカナダの石油開発に伴う巨額な債権焦げ付きであったことも記憶に残っていました。 それから十年。 私は長い大阪での財…
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夢のお話

夢はカラーでは見ないものだと言いますが・・・。 細君 「私、夢見ないのよねえ」 私   「ボクは毎晩のように見るし、良く覚えてんだよね」 細君 「あなたって、変わってるわよネエ、創作してるんじゃない?!」 なんて会話が交わされてるんですが、今朝も起きぬけに見たんです。 明らかに私が以前勤めていた会社のオフィス。 時は…
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童話思いつきました

先週の土曜から俄かに顔面庖疹に罹り、治療・安静を余儀なくされ1週間が過ぎました。 なす術もなく、毎日を過ごす中で、脈絡もなく童話が頭に浮かんだので書き留めて置こうかなと。(この突然の非日常性が、また面白い) アフリカの象とゴリラとガゼルのお話。 「ガゼル」というのは、一見鹿に見えますが実は牛科の草食獣。よく肉食獣に追いかけられ…
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サラリーマン物語(2)

浅野は、今年56歳になる。宇部支社長とは3歳違い。 元々、8年前宇部に採用された中途入社組である。 浅野は当初経理部長として入社したものの、その後、人事・総務・購買を任され、品質規格の取得・関係会社の合併・不動産の売却・係争案件の解決・新規買収の画策などをこなし、支社が営業本部と管理本部に編成替えされた以降、管理本部の責任者として支…
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サラリーマン物語(1)

連休だと言うのに雨と風で、予定していた釣りにも行けず、「さあ、4日間何しよう!?」と。 取り敢えずなにかしなくてはと思い、「よし、ひとつ大部の小説を一つ読み切ろう!」と、図書館へ。 司馬さんの『項羽と劉邦』、吉川さんの『三国志』、陳さんの『諸葛孔明』(中国ものばかりですが) そして、津本さんの『下天は夢か』。 どれも長編なの…
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ある男の生きざまとその死

今でも忘れ得ない一人の男がいます。 その男は、駆け抜けるように生き、そして突然前のめりに倒れるように死にました。 物語は、1994年に始まります。 私が商社の名古屋支社に10月に転勤になったのを待っていたかのように、ある工作機械の上場会社に貿易実務のセミナーを頼まれました。 その会社は、同族企業が母体の国内中心の会社…
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武蔵

かの宮本武蔵を想像して、この『武蔵』を読まれると怒られそうなので、最初に謝っておきます。 話は30年余りを遡ります。 まだ昭和のただ中。高度成長は終わったといえど、まだまだ世の中は10年後に迎えるバブルに向けて果てることのない経済成長を疑わない時代でした。 そろばんから電卓、ワープロからパソコンに代わる時代。 カラオ…
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まだ独身しています (*^_^*) あるいは(T_T)/~~~

今日はしっかりと積りました。5㌢です。 いつもは車で行くのですが、今日は電車で彫刻教室へ行って参りました。 白衣観音さまもこのように出来上がると良いですが・・・。 夢をよく見ます。しかも良く憶えています。細君に不思議がられます。 「昔のこと忘れてるのに、よく夢だとそんなに細かく憶えてるわねえ。お話作ってない?」なんて…
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ヒロ君のお話、最後です!

<江戸城天守跡・丸の内大手門から東御苑を登り詰めると、江戸城の遺構に行きつくことは意外とみんな知らない> とは何の関係もなく、ブログは進みます。 今日は、久し振りのヒロ君登場 ! 彼も最近は(と言うか、ここ数年はずっとみたいですが・・・。)ビジネスに気持ちを向ける時間が多いようで、非日常の世界に心を遊ば…
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ヒロ君物語-続きます

さてヒロ君も五年生になりました。 少しは物事・世の中が分かり始める年頃です。 でも、まだまだ暢気に、そして陽気に毎日を過ごしています。 そんな中、彼を少しだけ無邪気な子供から大人に近づく少年に足を踏み出す出来事がこの年に二つありました。 まずはその一つ。 ある時、彼の住む街のとある公園にある公衆便所におしっこしたく…
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ご先祖さま物語第三話

10月に第二話を書いて以来、『ヒロ君の事件簿』が面白くて、ちょっと間があきました。 そんな昔の先祖ではないところから始めて、今回はもうじい様の話です。 じい様の話の前に、面白いのでばあ様のお話から。 このばあ様は、テレビによく出てくる「菅井きん」を想像してもらえると近いですが、とにかく怖くてプライドが高くて、お袋はもう…
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