テレサ・テンの歌

彼女の代表曲の一つ、「つぐない」。

窓に西日が当たる部屋は
いつもあなたのにおいがするわ
ひとり暮らせばおもいだすから
壁の傷も残したまま置いて行くわ
愛を償えば別れになるけど
こんな女でも忘れないでね
優しすぎたのあなた
こどもみたいなあなた
明日は他人同士になるけれど


嫌いではありません。
が、
「分からない!」歌詞の意味するところが。
「愛を償えば」???償うの目的語は、普通「罪」とか「過ち」です。
愛は償うもの?愛は罪?
この女性は、この男性を嫌いになったのか?この男性がほかの女性に気持ちが移ったのか?
少なくともこの女性は自分の意志でこの男性と別れる決心をしたことは分かる。
全体のストーリーは、好きな男に女ができたので出ていくわというものですが、
「愛を償えば別れになる」というフレーズが、この単純なストーリーにはそぐわない言葉でものすごい違和感を持つのは私だけでしょうか。

とにかくテレサ・テンの歌の歌詞は分からないものが多い。
たとえば「香港」。

星屑を地上に巻いたこの街のどこかに
想い出も哀しみさえも今は眠っている
この広い地球の上で暮らしてる人達
誰も皆帰るところを持っているはず
あーあ人は幻の夢を追いかけて
生きているだけならば儚すぎる
なぜに私は生まれてきたの
なぜに心が淋しがるの

すべてが日本語なのに、何を主張している歌なのか分からない。
テレサが本国の中国に思いを馳せ、天安門事件の頃できた歌だと聞いても、なかなか難しい歌詞です。
良いメロデーなのですが。
何が何してこうなった的な歌の少ない歌手でした。

もっとも、最近の若い人の歌はもっと分からない歌詞と分かりにくいメロデーですが。

てなことを、ふと思う週末です。

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この記事へのコメント

ムスタファ
2009年11月10日 18:08
立ち読みした新書、"『こころ』は本当に名作か?(小谷野敦2009年新潮新書)"に
「恋愛をしたことがない奴に恋愛小説が本当に楽しめるのか?」
というような意見があり、おもわず「確かに」と声をあげてしまいました。

経験のない内容を扱った小説でもそれりに楽しいですが、
経験のあることなら見方がかなり変わってくるはず。
リアリティの強い作品なら自分の経験とシンクロしたりして、
「わかる!わかる!」
ってなる。

テレサテンは道徳に反した恋愛についての歌が多いように思います。

彼女の歌にわからないことがあるとすれば、
それは幸せな事なのだと思います。